ふと爪を見てみると、何やら縦線がシャッシャと入ってる・・。
爪は病気のバロメーターを表すと聞くが、一体何が原因で縦線が入るのでしょうか。
爪に黒い線が・・という方も中にはいらっしゃるようです。
黒い線はさすがにないですが、僕の爪もよく見ると縦線は入っていますね^^;
そこで今回は、爪の縦線の原因と、黒色の線の正体をご紹介したいと思います。
爪の縦線の原因を探ろう
爪の表面を見ると、縦に線が・・。
大人になると、爪の変化が気になってネットで原因を探る方もいるんではないかと思います。
実は縦線の一番の原因は、老化現象にあるんです。
ちょっとしょっくかもしれませんが、この縦線は爪自体に問題があるのではなく、爪の下にある皮膚に問題があるのです。
だからなんらかの形で皮膚に縦線や凹凸などの症状ができ、爪に現れた・・という感じなんですね。
では、縦線の具体的な原因を一つ一つみていきましょう!
ストレスが原因
まず、精神的なものが爪に現れることがあります。
精神の疲れや変化、何か異常があれば縦線が入るわけです。
対策
精神的なケアは個人差があるため難しいのですが、やはり適度に身体を休めたり、読書等リラックスする時間を作ったり、スポーツをしたり、親しい友人としゃべったりと、それぞれやり方はあると思います。
要するに自分が一番リラックスできることをすれば自然とストレス軽減につながると考えますね。
食生活が原因
偏った栄養バランスは、爪にも現れます。
20代から30代など、まだ若いのに症状が出る方は栄養不足の可能性が多いです。
特にビタミンB群が不足していると、症状が出やすくなると言われています。
対策
必要な栄養素は、ビタミンやアミノ酸、タンパク質です。
上記は爪に必要な栄養素として挙げられており、爪の縦線を防ぐことができます。
普段の食事も大切ですが、プラスアルファとして、サプリメントを併用するのも対策の一つですね。
もちろん一時的ではなく、継続して摂取することが大切です。
乾燥が原因
ストレスや栄養不足だけじゃなく、空気の乾燥により縦線が入ることがあります。
食器洗いをする主婦も乾燥しやすいと思います。
僕自身も乾燥肌なので、これが大きな原因だったかもしれませんね^^;
対策
乾燥しやすい体質もありますし冬場は仕方がない部分でもあります。
冬場はハンドクリームなどの保湿をこまめに行い、しっかりとケアをしましょう!
指先までしっかりと保湿することが重要ですね。
加齢によるもの
やはり老化現象は縦線として現れます。
中には爪が割れやすい方もいると思います。
もちろん栄養やストレスがなくても、老化によって症状がでるわけですね。
なので健康面での害はありません。
対策
この辺は仕方がない部分もありますが、爪の手入れやケアを行えば防止することが可能です。
縦線の主な原因は上記の4つですね。
やはり加齢による原因は仕方がないですし、健康面でも特に害はありませんので大丈夫かと^^
栄養やストレス、乾燥が原因の場合は、ケアを行えば防止することは全然可能ですね。
黒や茶色が入っている方は・・
上記以外に、中には根元から爪先にかけ、黒い線や茶色などの色が爪に現れる方もいます。
これを爪甲色素線条(そうこうしきそせんじょう)と言います。
実はこの黒い線、実は危険な病気が隠されている可能性もあるのです。
爪甲色素線条について
爪甲色素線条とは、上記でも書いたように黒い線が縦や帯状に色素沈着として生じることです。
考えられる大多数の原因としては、主に加齢等の生理的なものですが、中には悪性の場合もあります。
メラノーマ
多くの場合、良性の爪甲色素線条なのですが、中には悪性もあります。
この悪性のメラノーマとは、皮膚ガンの一種でして、メラニン細胞がガン化して起こる物です。
これは成人になってから、爪の線が黒くなったり、徐々に太くなったり濃くなったり、どんどん着色が悪化すると、悪性の場合があります。
ちなみに子供の頃などの幼少期は、悪性の爪甲色素線条が生じる可能性はかなり低いと言われていますね。
初期症状はホクロと似ているのですが、もしも爪に黒い線が現れた場合は、早めに皮膚科へ受診するようにしてくださいね。
アジソン病の疑いも
黒い線が出る爪甲色素線条ですが、メラノーマではなくアジソン病の可能性もあります。
副腎皮質ホルモンの欠落が原因で起こるアジソン病の場合、黒い線が手だけじゃなく足の爪にも表れ、しかもひとつの爪だけじゃなく、複数の本数に症状が見られます。
さらに、爪を通り越して肘や膝、脇の下などにも色素沈着が現れるケースもあるのです。
アジソン病になるのは稀ですが、副腎低形成(ふくじんていけいせい)という難病に指定されていますし、もしも症状があれば直ちに受診をしてください。
>>>歯茎の腫れが痛い原因って何?自宅でできる治療法や薬を紹介!
まとめ
爪の縦線の原因については以上です。
やはり爪は健康のバロメーターとして現れるので侮れないことが分かります。
また、良性のメラノーマだと良いのですが、ごく稀に悪性腫瘍のメラノーマの場合もあります。
そしてちょいと補足ですが、メラノーマは足の裏に発生するケースもあります。
指の爪は分かりやすいのですが、足の裏はなかなか気づきにくいかと^^;
普段の私生活や健康など、何か異常があればチェックしてくださいね。
もし気になる箇所があれば早めに病院へ受診してください!
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