なぜか子供はどんぐりが大好きです・・。
いつも秋の季節になると、なんだかんだで家にどんぐりを大量に持ち帰り、机の上やその周りに飾る光景・・。まあ本人が楽しければいいんですけどね^^;
ただ、どんぐりで苦い思いをする親御さんも多いみたいで・・、
「どんぐりから虫が〜〜、白い幼虫みたいなのが大量にわいてきた〜!」
そうです、気づかないうちに穴からたくさんの虫が出てくることも・・。
思わず悲鳴を上げたくなるわけですが、どんぐりの管理が甘かったなと!
「どんぐりの管理ってなんだよ!」と突っ込みたくなるのですが、どんぐりをなめてはいけません。。持ち帰った状態で放置してしまうと虫が湧いてくるのです。
つまりどんぐりはきちんと保存・管理することが大事で、それを怠った結果大変な目に合うということ。
さて今回は、そんなどんぐりに湧く虫を処理する方法を紹介したいと思います。
子供がどっからか持ち帰ってきたどんぐり・・、きっと虫が・・。
というわけで必ず処理しておきましょう!
どんぐりと虫の関係・・
まず、どんぐりを拾う時、「穴が空いていないどんぐりを拾いなさい!」とよく言っています。
でもこれ、穴の空いていないどんぐり、穴の空いているどんぐり、どちらも一緒なんですね。
そう、穴の空いていないどんぐりでも虫はいずれ出てきますし、中に虫はいます。
ではどんぐりにはどういった虫がいるのでしょうか?
調べてみたところ、ゾウムシらしいです。
ゾウムシ自体はおよそ1000種類以上いるらしく、どんぐりに多いのは「クヌギシギゾウムシ」、「コナラシギゾウムシ」「ハイイロチョッキリ」「カシシギゾウムシ どんぐり」などがいるそうです。
ちょっとよく分からないかもしれませんが、名称通りクヌギの木にはクヌギシギゾウムシ、コナラの木にはコナラシギゾウムシといったようにそれぞれ意味があります。
そしてそれらは、どんぐりが青いうちに卵を中に産むらしいです。
まだ若くて柔らかい状態のどんぐりに、ほんの小さな穴をあけて卵を産み、
産卵すると同時にどんぐりが地面に落ちます。
そう、どんぐりが地面に落ちていると、それはもう卵を産みつけた後なんだなと・・。
そしてどんぐりに入った幼虫はどんぐりの中身を食べて育っていくわけです。
その後、通常はどんぐりに穴をあけてどんぐりから出てきます。
あの穴は、何かが入った形跡ではなく、中に入っていた幼虫が外へ出るために開けられた穴なんですね。
幼虫は土の中へ蛹になり、次の夏を迎える・・、という流れです。
もちろんそれぞれのゾウムシにもよるんですが、おおよその流れはこんな感じだと思います。
どんぐりの虫をきちんと処理しよう
「どんぐりには虫がいる・・!」とは言っても、遊びに大活躍しますし、子供にとっては大切な遊び道具の一つです。
どんぐりの虫で嫌な思いをしないためにも、適切な保存や処理をすることが大切です。
中から虫が出てくるわけなので、その虫が出てくる前にきちんと処理をしましょう。
「処理をする=虫(幼虫)を殺す」ということになりますが、まあ仕方がないことです。
いくつか処理方法を紹介しますね。
塩水につけて天日干しする
どんぐりを拾ってきたら、まず塩水に一晩つけておきます。
そうすると、中の虫や幼虫は出てくるか、卵は死滅します。
翌日、塩水から取り出して洗い、天日干ししましょう。
天日干しで乾燥させることが大事です。
沸騰させた水でゆでる
もう一つの方法は、沸騰させた水の中に入れて茹でるという方法です。
(蒸してもオッケー)
一定時間茹でたら、そのまま天日干しさせましょう。
ただ、沸騰させると幼虫が出てくる可能性があります。
普段ご飯を作るために使う鍋に幼虫が・・。それが嫌な方は次の方法で処理します。
電子レンジでチンする
電子レンジでチンして処理する方法です。
これが一番簡単なのですが、どんぐりなので長い時間すると爆発する恐れがあります。
様子を見ながら行ってくださいね。
最後に
子供が持って帰ってきたら、真っ先に処理を行いましょう。
虫が湧いてきて気持ち悪い思いをしないためにも、その日に即やっておいたほうがいいと思います。
3つの処理方法を紹介しましたが、やりやすいほうで行ってください。
しかし、子供がコソッと持って帰ってそのまま机の中へ・・という場合がありますけどね・・。
ちなみにAmazonなどでは、どんぐりをクラフト素材として販売しています。
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