暖かい季節にやってくる蜂。(たま〜に変な季節や時期に飛んでいるのを見ますが・・)
都心に住んでいると蜂の姿はあまり見かけませんが、公園など森や自然のある場所ではよく飛んでいる姿を見ますね。
私が実家の田舎に住んでいる時は、「あれがスズメバチ!あれはクマンバチ!アシナガバチ!逃げろ〜!」といって友達と学校の校庭で騒いていましたね、それぐらい田舎だったので。(笑)
さて、遠くで飛んでいる蜂に対して刺される心配がないと思っていても、突然襲ってきて被害にあう場合があります。
もしもスズメバチのような強力な毒を持つ蜂に刺された場合、どのような危険があるのでしょうか?
今回は、蜂に刺された時の対処法などを紹介したいと思います。
蜂に刺されたら行う対処法
日本に生息する蜂には様々な種類があります。
代表的なのはスズメバチやオオスズメバチ、クマバチ、アシナガバチ、ミツバチなどなど・・。人間を刺す攻撃的で危険な蜂といえば、やっぱりスズメバチやアシナガバチでしょうか。
もしも自分や自分の子供が蜂に刺されてしまった場合、下記の方法で対処を行ってください。
1. 刺されたらまず針を抜く
蜂に刺されてしまったら、安全な場所へ移動して蜂の針抜きを行います。
刺された患部には針が残ったままになっていることがあるので、なるべく早く取り除きます。
ただし!!
慌てて針を手で抜かないことです。無理やり指で引っ張って抜くと針の根本にある毒嚢を圧迫して毒が傷口へ入ってしまいます。
指で抜くのは大変危険なので絶対にやらないでくださいね。
ではどのように抜けばいいのか?
取り除く方法はいくつかあります。
一番良いのはピンセットや毛抜きで引き抜くことです。
ピンセットや毛抜きがない場合は、普段財布に入れて持ち歩いているカードなどを使います。硬いカードを横に弾くように針を払って取り除きます。
もしくはもう一つの方法、セロハンテープなどの粘着性のあるものを針に被せて取り除いてください。
とにかく指で引っ張って抜くことは避けてくださいね。
針を取り除いたら次です。
2. 患部を洗って毒を吸い出す
針を取ったら次に刺された患部を洗います。
同時に3分〜5分ぐらい洗い流しながら、毒を絞り出してください。患部が痛む場合、それは毒によるものなので、しっかりと洗い絞り出すことが大事です。
ちなみに毒を絞り出す道具「ポイズンリムーバー」というものがあります。
1000円程度なので、キャンプやレジャーなどのアウトドアで外出する際は携帯しておくと安心でしょう。特に子供がいる場合は必須アイテムでしょうね。
ちなみに患部の毒を口で吸い出すという行為は避けてくださいね。
3. 患部に薬を塗る
水で洗って毒を吸ったら、次は患部へ薬を塗ります。
薬の種類は虫刺され用の薬で大丈夫です。抗ヒスタミンの成分を含んでいるステロイド系軟膏がベストです。
ドラッグストアなどの市販ではフルコート軟膏、ムヒアルファEXが適しています。
4. 患部を冷やす
薬を塗ったら患部を冷やします。
保冷剤をタオルに包んで患部にあてるといいでしょう。
冷やすことで患部の痛みや腫れは少なからずやわらぎます。
5. 最終的には病院へ
最終的には病院へ受診してください。
応急処置はしたものの、やはり患部への腫れや痛みは続きます。
特にスズメバチの毒は強いですし放置してしまうと悪化してしまいます。
皮膚科へ受診して、医師の手当てを受けてくださいね。
蜂に刺されないために
外出先やアウトドアでは、自然が多い場所ほど蜂に遭遇することがあると思います。
蜂は攻撃的な本能を刺激されると、襲い掛かってきます。もしも蜂に遭遇してしまったら、こちらから攻撃せずにそっとその場所から離れてください。
大声を出すことも危険です。なるべく静かに蜂から遠ざかりましょう。
ちなみに蜂に刺されないようにするための予防ですが、黒系の洋服を着ないことです。蜂は黒色に反応して近づいてくるので、なるべく黒系以外の服装を心がけてくださいね。
また、蜂は匂いに近づいてきます。香水や髪の整髪剤の匂いがきついと寄ってくるので注意しましょう。
もしも刺されてしまったら、上記のように順番に慌てずに応急処置を行ってくださいね。
最終的には病院へ受診して、適切な処置を行いましょう。
是非参考にしていただければと思います。
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