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子供のプール熱の症状と治療についてまとめてみた

夏になるとプールの時期がきますよね!

子供にとっても授業でのプールは楽しみで仕方ありません♪
ただ、プール開きの時期は少し早いので、寒そうにしていますが・・。(笑)

都心の小学校や新しい小学校は、屋内プールの温水機能とか、いろいろと機能的になっているみたいですが、我々は田舎に住んでいるので子供達は屋外の古いプールです・・。

真夏になると冷たいプールは気持ち良いんですけどね^^

そんな夏に潜む病気といえば、夏風邪です。

そう、夏に流行するプール熱ですよね・・。

毎年のように流行るので、親御さん達は心配でたまらないかと思います。

そこで今回は、プール熱の症状や治療について書いていこうと思います。

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プール熱について

プール熱とは主に夏に流行する病気のことで、正式名称は咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)と言います。

主に夏の感染が多いのですが、冬に流行することもあるのです。

感染経路なんですが、主に下記の2つがあります。

  • 飛沫感染
  • 接触感染

唾液を介してうつるのが飛沫感染と言い、近くにいることでうつるのが接触感染と言います。

実はプール熱の感染力は非常に強く、家庭内の兄弟や姉妹などでうつることも多々あります。

ちなみにウイルスは主に喉や目から侵入してきます。

プール熱の症状について

プール熱のウイルスはアデノウイルスと呼ばれるもので、主にノドの痛みや目の腫れ、発熱等を引き起こします。

40℃ぐらいの発熱が5日前後続き喉が痛む。そして目の充血やめやにが必要以上に出るアデノウイルスの感染を疑ってください。

思った以上に辛い症状でして、私の会社の同僚がかかっているのを見たことがありますね。

眼帯をしないといけないぐらいに充血しますし、38℃以上の高熱が何日も続くので大変だったみたいです^^;

子供がかかるイメージですが、大人でも感染するわけですね・・。
(オソロシイ・・)

その他にも、頭痛や倦怠感、食欲不振なども症状として出てきます。

熱が下がると楽になるみたいなんですが、ピーク時はとにかく症状がやばいみたいです・・。

なんといっても高熱がずっと続くわけですから、体力を奪われますし、栄養補給や水分補給をしないと脱水症状を引き起こす恐れもありますからね。

同僚の話ではかなり辛そうだったので、そりゃ子供がプール熱に感染してしまうともう大変です^^;

プール熱に感染した場合の治療法

もしも自分の子供がプール熱に感染してしまった場合・・。

実はですね、アデノウイルスの特効薬はありません。

「えっ!」・・という感じですが・・。

そうです、プール熱発症後はお薬がありませんので、完全に自然治癒を待つしかないのです。

お医者さんに行くとは思いますが、プール熱に直接的に効くお薬の処方はないと考えてください。
(もちろん熱を下げる薬の処方はありますよ)

ちなみに自然治癒のための対処法はこちら。

  • 水分補給をする
  • 安静、そして十分な睡眠をとること
  • 喉が痛い場合はしっかりとうがいをする
  • 目の症状を見ながら目薬を使う
  • 高熱で症状がつらい場合は解熱薬を使う

上記のようにとにかく休息をとることが大切ですね。

まず、高熱によって体力を奪われますから、脱水症状防止のために水分補給は必ず行ってください。

そして十分に睡眠をとり、身体を安静にすることが大切です。
身体の免疫力を低下させないよう、とにかく休むことですね。

また、アデノウイルス自体に薬はないのですが、あまりに熱が高く苦しい場合は解熱薬を使って熱を下げる努力をしてください。
ただし、解熱薬は一時的なもので、長期にわたって続く熱には効果は期待できません。

まあどちらかというと、子供にはできるだけお薬は処方させたくありませんから、自力で治すほうがいいと考えますね。

あまりにも熱や症状が酷い場合は解熱薬を処方したほうがいいですが^^;

とにかく、プール熱は自然治癒しか方法がありませんので、もし感染した場合が、症状を抑えることと免疫力を高める努力をしましょう。

やっぱり睡眠が一番の特効薬ですよ〜。


プール熱を予防しよう

実は大人も感染してしまうプール熱。

子供が感染して家に持ち帰ってきたら、我々親や兄弟姉妹も大変です・・。

感染者と接触するとうつってしまうので、第一に子供がかからないように予防させることが重要です。

予防に関しては、水泳の授業などでプールに入った際には必ず前後のシャワーをすること
そしてプール後の手荒いうがいを徹底して行うことが大事です。

もちろん、プールで持ち帰ったタオルや水着は毎回洗って選択してください。
(このとき別の洗濯物と分けると良い)

もし身内が感染した場合、接触感染の危険性があるので親は必ず看病後の手荒いうがいを行い、使うタオルを共有しないようにすると良いでしょう。

>>>子供が手足口病に!保育園を何日休んで、いつから行くべきか?

まとめ

プール熱は学校保健法で指定されている病気なので、感染すると出席停止扱いになります。

学校へ登校できるのは、
発熱や充血、喉の痛みなどの症状が無くなってから2日経過した後です。

病院へ受診された場合は、学校への診断書類と登校時期に関する説明があると思いますよ。

そして感染しないためには予防が大切です。

普段から手荒いうがいを心がけ、お子さんにもプール後に行う予防のクセを付けるよう促してあげてくださいね。


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