これから将来的に子どもを産む人や小さなお子さんがいる人も、やはり気になってしまうのが育児費用です。
世間的には、子育てに必要な費用は2000万〜3000万と言われています。
「そんなにかかるの〜!」と驚かれる方も多いでしょう。
では、実際のところは果たしてどうなんでしょうか?
とりあえず、いろんな説明をする前に子育てに必要な費用総額をご紹介します。
出産から大学卒業までの平均金額がこちら。
平均総額:2361万円
財団法人こども未来財団「子育て家庭の経済状況に関する調査研究」(2007年より)
この中で、学費が1000万円となり、それを引いた額のおよそ1261万円がいわば生活費となります。
子育て費用の内訳
それでは、育児にかかる費用の細かな内訳を見ていきましょう。
年齢 (時期) | 生活費 | 学費 | その他 | 総額 |
妊娠や 出産に かかる 費用 | 0 | 0 | 541826円 | 541826円 |
0歳 | 57447円 | 0 | 193513円 | 249281円 |
1〜3歳 (乳幼児 期3年間) | 204915円 | 0 | 1280637円 | 1485552円 |
4〜5歳 (幼稚園 期2年間) | 367529円 | 658409円 | 613428円 | 1639366円 |
6〜11歳 (小学生 期6年間) | 687364円 | 556738円 | 1325192円 | 2569294円 |
12〜14歳 (中学生 期3年間) | 681803円 | 640558円 | 1625391円 | 2947752円 |
15〜17歳 (高校生 期3年間) | 760256円 | 1431348円 | 1532161円 | 3723765円 |
18〜21歳 (大学生 期4年間) | 878388円 | 5235684円 | 3073976円 | 9188048円 |
このデータからおおよその数字が分かります。
ただし、あくまでこれは世間の平均値です。
幼少期から習い事をたくさんさせたい親御さんや、中学高校で部活をするための道具費用など様々な場合においてお金がかかっちゃいます。
また中学高校の塾代などもかかるでしょうからね。
習い事を一つするだけで、月1万〜2万。お子さんが2人いると月2万〜3万近くかかります。年間で計算すると12万〜20万円はかかりますね・・。
一部では「教育費をかけさせない」という家庭もいるみたいですが、やはり現実的に大学へ行かせた方がいいですし、自分の子どもの将来のためを思うと、そうも言ってられないですね。
>>>パパ・ママ必見!子育てにオススメの人気無料アプリ10選
やはり計画性を持つことが大事
子育てにどれぐらいのお金がかかるのかが、ざっくりと分かったと思います。
大事なのは計画性です。
ここで、子どもの年齢と自分の年齢を比較してみると良いでしょう。
「一番養育費がかかる高校大学時期に一体自分は何歳なのか?」
これを踏まえた上で、自分の年収や支出、どれだけ養育費をかけられるのかをおおよそイメージすると良いでしょうね。
「子どもを産むのにお金の計算なんていやらしい・・」
と思うかもしれませんが、現実を考えた方が、将来的にも苦労せずに済むのです。
子どもの明るい未来のためにも、頑張っていきましょうね!
では!
Sponsored Link