突発性発疹にかかると、何の前触れもなく高熱が出ます。
そして高熱で病院へ受診しても、その段階では突発性発疹だということの判断ができません。
突発性発疹の症状に初めて気づくのは熱が冷めてからのことです。
熱が冷めた後に初めて発疹が出てくるのですが、
正直言ってどれぐらいの期間発疹が続くのかには個人差があります。
「熱が冷めたから保育園に行ける!」
と思っても、熱が冷めた後に発疹の症状が出るわけですね・・。
ママとしても、
「このまま保育園に行かせてもいいのだろうか・・。この発疹、別のお友達にうつってしまうのでは?」
と疑問を感じるでしょう。
そこで今回は、「突発性発疹ではいつから保育園に行ってもいいのか?」という点や、
「友達に感染してしまうのでは?」という点など、いくつか疑問点をご紹介していきます。
突発性発疹についておさらい
前回の記事では、突発性発疹について紹介しましたが、今回も同じテーマです。
ただ、前回の記事とは少し違った疑問点について書いていきますので是非ご覧下さい。
>>>突発性発疹で赤ちゃんの顔が真っ赤に…かかったら病院に行くべきなのか?
まず簡単におさらいすると、
突発性発疹とは、突然高い熱が出て、熱が冷めた後に顔やお腹などに赤い発疹が出る病気です。幼児期にかかりやすい感染症であり、特に1歳から3歳ぐらいの子供の90%が発症すると言われています。
熱は2日〜4、5日程度続き、発疹が出るのは熱が冷めてからすぐです。
発疹は2、3日〜長くて1週間続くケースがあり、その間は子供も不機嫌な状態が続いてしまいます。
完治するまでの期間には個人差がありますが、現代の医学では突発性発疹の有効なお薬がありませんので、自然に完治するのを待つしかないのです。
突発性発疹ってうつるの?
突発性発疹の感染経路は未だに明確なことは分かっていません。
突発性発疹を引き起こすのは「ヒトヘルペスウイルス」と呼ばれるものですが、
子供が発症する原因としては「大人から子供へ」という感染が多いと考えられているのです。
しかし、「子供から子供へ」感染するケースは非常に少ないと言われているので、
幼稚園で他の子供にうつるというのはほぼないと思ってもいいでしょう。
保育園にはいつから登園可能?
突発性発疹を発症すると、保育園に登園するタイミングが難しいですし、
「いつまで休んでいいのか?」という判断が難しくなっちゃいますよね・・。
ちなみに厚生労働省では、解熱後は1日休むことが望ましいとしています。
なので、症状や状態を見ながら1日様子を見てもいいのかなと考えます。
もちろん保育園によって突発性発疹に対する方針が異なりますが、
多くの場合、熱が下がって1日間は様子を見てから登園させることがベストだと思います。
発疹が出ている状態でも、ほとんど感染はしないので登園は可能ですが、その辺は幼稚園の方針がそれぞれあると思いますので、事前に確認をとっておくことがベストです。
まとめ
突発性発疹は、子供から子供へ感染することはほとんどありません。
なので発疹があっても、熱が下がって元気であれば登園は可能です。
「いつまで幼稚園を休んでいいのか?」という判断ですが、基本は解熱後に元気になれば登園可能だと考えてくださいね。
しかし保育園の方針がそれぞれあると思うので事前に保育園に確認をとり、保育園側の判断を待つ、という選択もあると思います。
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