最近の子供は痩せている子が多いな〜という印象ですが、統計で見るとそうではないみたいです。
実は日本でも肥満の子供は増加傾向にあり、昭和52年と現在を比べると、
なんと1.5倍〜2倍近くまで肥満が増えているそうです。
これは意外ですね。
近年、身長に対する標準体重が日本人には重すぎて、変わりつつあると言われていましたが、そんなこともないのかな?
我々から見ると、子供は痩せすぎてるよりは
少しぽっちゃりしていたほうが健康そうに見えるんですけどね^^;
でも将来的に見ても、子供の肥満の傾向は深刻化しているみたいです。
やはり肥満傾向にある子供が成人になると、本格的に肥満になる可能性が高いですからね、改善策は必要だと考えます。
さて、今回は、そんな子供の肥満は一体何がいけないのか?また、肥満の原因について紹介したいと思います。
子供の肥満の原因は食生活にある
子供の肥満の原因は生活習慣にあります。
生活習慣の中でも子供の肥満に関わってくるのが、家庭での食事です。
「家庭でどのように食事をしているのか?」
これが子供の肥満に影響する原因とだ言われています。
では、どのような食事で肥満に影響してくるのでしょうか?
一つずつご説明していきますね。
外食が多い
自宅で作った料理ではなく、外食が多くなると肥満の原因になります。
高カロリーの外食ばかり食べていると太るのは目に見えていますね。
特にファーストフードで出されるハンバーガーやポテトフライ等の高脂肪食品には注意が必要です。
栄養の偏った食事
栄養のバランスが悪いと健康面でもよくないですし、肥満の原因にもなります。
特に子供は親の用意したものしか食べませんので、我々がしっかりと食生活を管理しないといけませんね。
主食、汁物、副菜など、栄養バランスの良い食事を心がけてください。
肥満予防には、野菜、果物、カルシウムなどを摂取することが大切だと考えます。
噛まずに食べる
噛む回数が減ると、消化に悪く食事の時間も短くなります。
噛むことで唾液の分泌を助けてくれますし虫歯予防にもなります。
脳の活性化や骨の発達、筋肉が働くなど、噛むことは非常に重要なことなのです。
食事の前にお菓子を与えてしまう
空腹だからといって、お菓子を与えるとどんどん体重が増えていきます。
お菓子がクセになると「お腹空いた〜」と常に言っている状態になってしまいます^^;
特に朝昼晩の食事前のつまみ食いは控えるようにしましょう。
寝る前のデザート
毎日のようにデザートを与えるのはよくありません。
夕食後にたまに与えるのはいいんですが、寝る前は控えたほうがよさそうです。
糖分の多いお菓子
糖分の多いお菓子は控えましょう。
おやつは、栄養価のあるお菓子を選び、食べる時間や量をきちんと決めてください。また、毎日のようにお菓子を与えるのも良くないと考えます。
このように、子供の肥満は主に食生活が原因となっています。
食べ過ぎもそうですが、高カロリーや糖質の多い食べ物、栄養バランスの悪い食事が太る原因として挙げられるのです。
特に食生活や生活リズムが乱れがちな夏休みでは、子供の体重は3〜5キロほど増えると言われています。
長期休暇では、朝は遅く起きたり、夜遅く寝たり、お菓子をたくさん食べたりしますからね^^;
こうした事例から、生活リズムや食生活がいかに大事かが分かりますね。
それからもう一つ、肥満の原因があります。
運動不足が原因
子供の肥満の原因の一つに運動不足があります。
最近では、ゲームやスマホなど屋内で遊べるツールが増えていますよね。
外で元気に・・という子供が減っており、室内でゲームをする子が多い気がします。
また、学校が終わると塾へ行ったり習い事に行く子も多いので、体を動かす機会が減っているのが現状です。
運動不足になり肥満になると運動が苦手になりますので、ますます運動をしなくなります。
これが悪循環となり、肥満はさらに加速するのです。
夜型の子供は肥満が多い?
上記では、肥満の原因として「食生活」と「運動不足」を挙げました。
ただ、肥満の子供に共通していることがあります。
それは「夜型」だということです。
夜型になると睡眠不足になり、成長の遅れや集中力の低下、ストレスなど様々な症状が出てきます。夜はお腹が空くので夜に間食することもあるでしょうね。
そして夜型になると生活リズムも崩れますので、エネルギー代謝が悪くなったり、通常の食事の時間に食欲がなくなったりと身体のバランスを崩してしまいます。
とにかくそういった悪い症状が生活習慣病に繋がってしまい、最終的には肥満体質になってしまうわけですね。
仕事の関係上、大人の方でも夜型が多いのですが、
成長期である子供のうちから夜型になってしまうと身体へ影響しますので注意しましょう。
子供の肥満を改善させるには
子供の肥満を改善させるためには、
上記のような「食生活」「運動不足」「夜型」を改善させてください。
基本的には食生活を見直すだけでもかなり効果があります。
普段の食事において、食べる時間や食べ方、食べるペース、間食やつまみ食いをなくすだけでも十分効果が得られると思います。
「生活リズムを整えて3食きちんと食べて、適度に運動してきちんと寝る」
これだけで肥満は自然と改善する方向へ進むと思います。
関連記事>>>歯医者の麻酔は痛い?副作用も含め、食事は何時間空けるの?
最後に
子供は親の背中を見て育ちます。
少なからず大人の影響が大きいでしょう。
そして、日常生活の中で我々親が健康的な生活へと導いてあげることが大切なので、
子供のため、教育の一環と思って指導してあげましょう。
できたらしっかりと褒めてあげてくださいね☆
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